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原稿書き

 今何本か原稿を書いていて、同じ本にするのだが、進捗状況が様々で、三通りの作業を強いられている。
 ゲラの校正と、組版前の原稿の手直しと、原稿書きを同時に進めなくてはならない。ゲラの校正はとりあえず、初校は校了した。原稿の手直しは半分まで進んだ。だけど、原稿書きは手もつけられていない。
 手直しを済ませ、こちらを組んでから残りの原稿書き、みたいな油断した気分が作業の邪魔をする。来年4月までには本にしたいのだが、今のペースでは難しいかもしれない。これから書く原稿も最低二回は手直しをし、ゲラになってからも何回か手を入れたい。それを三通り、やるのだから来年の前半に出せるかといえばかなり微妙なところだ。
 著者校だけでは不完全で、他の人にも見てもらう必要がある。
 もう、こうして公開の場で進捗状況を記して自分にプレッシャーをかけないと前に進めない。ちょっと停滞気味だし、明らかにサボり気味でもある。
 書いているのは仮題「英文小説の読みかた」。普通の小説を学校で誰もが習う文法で一言一句漏らさず、品詞分解して解説するという、ありそうで実はなかった試み。英文自体はずっと読んできたが、受験英語的な品詞分解はここ数年、高校生に英語を教えながら方法を考えてきた。今のように実際に教える環境でなくなったら、この方法は(ヴァイオリン製作のオリジナルの小技のように)消えてなくなってしまうだろう。そうなる前に、これは世の中の片隅にでも保存しておく価値はあると思う。少なくとも分析の細かさと方法の簡単さは、今まででている品詞分解の手法本を超えていると思っている。
 いろいろと制約があるので窮屈なのだが、何とか形にして残したい。裏方としての仕事も自分の仕事だけれど、どんなものであれ、自分自身の仕事を残したいと思ってもいいじゃないと思うようになった(以前は自分の出版社から自分の本を出すのには非常に抵抗があった)。
 自分にプレッシャーを与えるためにここで進捗状況を記しておく。ちなみに今日も夜は呑んでしまい、全然手がつけられなかった・・

(追記17.11.7: このとき書いていた原稿は、予定より一年遅れて15年2月に『分析と対訳 開いた窓 サキ短編集』という本になって無事世に出ました。本当に世の中の片隅に置いてある本になったけど、良い読者に恵まれながら少しずつ読まれているようなのはうれしい)
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